飛び石日記　2006年3月〜4月

3月5日(日)
平日の僕の朝の日課は、
「お兄ちゃんを起こして来て！」と言う、お母さんの指令で始まる。
僕は、シッポを振りながら弾む足取りでお兄ちゃんの部屋へ。
閉まっているドアをガリガリとノックする。
後から来たお母さんがドアを開けると、僕は、お兄ちゃんに駆け寄る。
お兄ちゃんは、ベッドの中で目を覚ましていて、僕が起こしに行くのを待っている。
でも、今日は日曜日。
僕ひとりの考えで、いつもの公園へ行きましょうって誘いに来たんだよ。

僕、出掛ける準備できてるよ。
お兄ちゃんも行こうよ。
「ごめんね。眠い・・。気をつけて行っておいで」…兄談
このところ毎日、残業続きだものね。 お疲れ様。
せめて今日くらい、ゆっくり寝ていてね。
帰って来たら、改めて起こしに来るね。(^^)

お父さんは、3日夜から八ヶ岳へ。

3月6日(月)
僕はタンス部屋のドアをカリカリするか、小声でワンと家族を呼ぶ。
大抵、お母さんが来てくれて、「何も無いわよ」とドアを開けてくれる。
資源ゴミの雑紙袋から一つ選び、足取り軽く居間まで運んだ。
チョイスしたのは、今日、お父さんが買って来た『エビスビール』が入っていた空き箱。 ちょっと良いなぁって、狙ってたんだよね。(^^)
お父さんは、いつも、こう言う。
「コップを買ったらビールが付いて来ちゃった。飲むしか無いよね？」
今回は、竹タンブラー1個に缶ビールが3本おまけに付いてたんだって。
ねぇ、僕の見付けた空き箱には、『ささ身ジャーキー』のおまけ付かないの？

3月8日(水)
( ・_・)ジー

ヽ(´▽｀)/へへっ　 何も言わないのに、お兄ちゃんからオヤツもらっちゃったよ。

あぁ、僕の手？
ウルウル瞳との合わせ技ってとこかな。￣ｍ￣　ふふ

3月9日(木)
お母さんが新聞の整理をしていた。
2月24日の朝刊に、素晴らしく美しい演技で金メダルを獲得した荒川静香さんが載っていたよ。
フィギュアスケートの金メダルは、アジアでは初めてなんだって。
日本は、なかなかメダルが獲れなかったから、この金メダルは日本中を元気にしてくれて、『伝説の金メダル』になったんじゃないかな。(^^)
---備　忘---
第20回オリンピック冬季競技大会が、2月10日（金）〜26（日）の期間、イタリアのトリノで開催された。
トリノと日本との時差は、8時間。

3月10日(金)
お母さんが、大した角度でもないのに反って「イナバウアー」って横歩きするようになったのは、荒川さんの美しいスケーティングを見てから。
「ニュースで近所の幼稚園児までもが真似をしています…って、言ってたよ」…母談
「…ってことは、お母さんは幼稚園児並み？」…お兄ちゃん談。
その突っ込みにしょげていた筈なのに、一時間も経たないうちに「イナバウアー」。
やっぱり、幼稚園児並みなのね？ ┐(￣ヘ￣)┌ ヤレヤレ・・・
---備　忘---
『イナバウアー』は、1957年にドイツのイナ・バウアーさんが初めてやった足技(滑り方)の一種。
荒川さんの演技は、上体を後ろに反らしたのを加えた『レイバック・イナバウアー』と呼ばれる一種で、とても深く美しい反りが特徴的。

3月12日(日)
11時頃、お父さんたちと伯母ちゃんが、お墓参りに出掛けた。
菩提寺と親戚のお墓の三ヶ所を回るのが恒例。
雑草を抜き、生い茂る側木の枝葉を落として来たらしい。
強い風が吹く中、お墓掃除に活躍したのは、お父さんと伯母ちゃん。
「お父さんのおごりで、久しぶりにびっくり寿司へ行ったのよ」と、 仕事の割に一番たくさんお寿司を食べたのは、お母さん。
他に寄った場所は、新横浜から近い片倉町の丘上の梅林。
横浜を出る直前に、チラリと見えて気になったんだって。
写真の中央奥に見える42階の高層ビルが、新横浜プリンスホテル。

3月13日(月)
お母さんがゴミ捨てに出た途端、インターホンが鳴った。 お客さんだよって窓から叫んで知らせてあげたら、慌てて帰って来た。 でもそれは、僕の吠え声を止めさせるためと、ゴミ集積所で管理人さんから「修理の人が来てますよ」って教えられたからなんだって。
「いつもゴミ捨てで吠えないのに、今日に限って変だなとは思ったのよ。教えてくれたのね」…母談
知らせてるつもりなのに、吠えてるって思われちゃうのは悲しい。でも、犬だから仕方ないよね。
アボアストップを付けられ、ハウスに入ったの。 ハウスの玄関側には布が被せられたので、僕には誰かが来たらしいという気配しか分からなかった。 ハウスから出された後に、修理屋さんの歩いた跡の匂いを嗅ぎ回ったよ。
風呂桶の給湯穴の水漏れ修理完了。追い炊きバルブ交換修理代18,270円に、お母さんが「痛い出費」と泣いていた。

3月17日(金)
お父さんが「風邪かも」と会社を早退し、新横浜駅北口側(僕んちと反対側)のお医者さんへ出掛けた。
なかなか帰って来ないので、お母さんが「付いて行った方が良かったかしら」と心配し始めたところへ、やっとご帰宅。 (ー。ー)フゥ安心
処方箋を渡されて、駅から離れたところの保険薬局に寄って来たんだって。 体調が悪い身には、医薬分業も結構こたえるよね。
---追　記---
お父さんは、最近やっと完治したお母さんの風邪と全く同じ症状。 お母さん程ではなかったけれど、完治までの間が長く、しつこい咳と痰に悩まされていた。 それが今年の風邪の特徴なのか、後日、友犬のパパさんの風邪の症状も同じだった

3月19日(日)
せっかくの日曜日なのに、お外は雨。
庇の中まで降り込んでいるから、ベランダにさえ出られない。
突然、お父さんが僕のシッポをヒョイって持ち上げたの。
あらら・・
シッポが新聞の上で邪魔をしていましたか？
これは大変失礼しました。(￣^￣ゞ

3月20日(月)…僕の誕生日
今日は、お父さんがお休み。
そこで、本日二回目のお散歩に出掛けた。
車も人も怖いからシッポは隠して歩いたの。
途中で、ケニーくん(犬種は、スムースコリー)と久しぶりに会った時には、シッポの存在を確認する為に大きく振ったよ。

チョコパパさんからの「もう桜が咲いている」という情報どおり、立派に咲いている桜の前で記念撮影。
緊張して、ベロンと舌がでちゃいましたぁ。
青い空、可愛い桜。
春を味わったよ。

そろそろランチタイムだよ。
来た道は、実に怖かった。
帰り道も怖いんだろうなぁ。
でも、その怖さに打ち克って家へ帰るぞぉ。
何としてもご飯を食べなきゃ。

今日は、僕の誕生日。 尾頭付の鯛でお祝い。
小さな鯛焼きだから一匹もらえるの？
「ダイエット中だからね」って、ほんの一口だけだった。(_ _。)

夜、お兄ちゃんが「お前が生きててくれて良かった♥」って、抱き締めてくれた。
お母さんが、「ボランティアさんが助けてくださったお陰だね」って、言った。
お父さんは、いつもと同じ優しい目をして、僕を見ていた。
僕は、この家族の一員。
これからも、一緒に生きて行くんだよ。

3月21日(火)…春分の日、めぐちゃんの誕生日
近所の高校の生け垣は、毎年この時季になると、赤い新芽が綺麗なんだよ。

記念撮影をしようって言われたけれど、

高校が怖いからイヤーーー!!! ダダダッε=ε=εε=ε=ε=(　┯_┯)

今日は、めぐちゃんの誕生日。
バースデーカードを送ったの。

めぐちゃん、
お誕生日おめでとうございます。

めぐちゃんから、お祝いのカードが届いたの。 どうもありがとう。(^^)
めぐパパからも、お祝いのコメントをいただいたよ。

マックスくん、お誕生日おめでとうございます。
今回のカードは、マックスくんとめぐの「原風景」です。

僕らの誕生は、決して望まれたものでは無かった。
でもね、めぐちゃん。 僕ら、生きていて良かったんだよ。
お兄ちゃんが、「生きててくれて良かった♥」って、言ってくれたもん。
僕ら、家族や友犬たち、それに助けてくれた人たちと一緒に、これからも元気で仲良く生きていこうね。

3月22日(水)
僕のお家は、野球に関心が薄いヒトたちばかりだけれど、全く野球を知らないってわけじゃない。
基本的なルールや球団名、有名選手、それにＷＢＣに出場した日本チームの活躍ぶりくらい知っているよ。
お母さんが熱く語るのは、「野球のテレビ放送時間は長めにして、試合が早めに終わったら、 その日のハイライトを解説するなどして、目一杯野球を楽しめるようにするべきだ！　 延長して次の番組の時間に影響させるな！」
つまり、予定が立たないのが嫌なんだね。(￣ ￣)　(＿ ＿)うんうん
---豆知識---
2006年3月、第一回ＷＢＣ(ワールドベースボールクラシック)が開催された。
20日(日本時間21日)には、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで決勝戦が行われ、 日本がキューバを10-6で破り、初代世界一となった。
王貞治監督のもと、イチロー選手、松阪大輔選手らが活躍した。 新聞の小見出しは、「世界の王」。

3月23日(木)
お父さんが娯楽として読む本は、山岳や古都の関係の本が多い。
時には、観ているテレビドラマの原作も。
お母さんは、「暗い話は嫌い」と言いながらも、結局、読む。
---備　忘---
白夜行(3月23日最終回、)…お父さんは、ヒロイン役の綾瀬はるかさんの上品な可愛さがお気に入り。
氷壁(2月25日最終回)…お父さんは、雪山の場面が不満で、途中で観るのを止めた。

3月25日(土)
まだまだ寒い。
家族たちは、まだ厚いコートを着ているよ。
横浜桜は、まだほんのり紅いつぼみだよ。

変な格好って、笑わないでよね。(●｀ー´●)プンプン
ユキヤナギと桜が綺麗だから、記念写真を撮るんだって。
まぁ、確かに、花は綺麗だけれど。
嫌だよぉーって思ってるのが、分かんないの？
だって、高校から怖い音が聞こえるんだもん。
野球？　サッカー？　テニスの試合？
怖いよー。

3月26日(日)
一昨夜から八ヶ岳へ出掛けていたお父さんとワタムラさんが、夕方5時過ぎに帰って来た。
お父さんたちは、日焼けしていた。
僕みたいに、顔にも毛がいっぱい生えていたら日焼けしないのに。

え(゜○゜)!　被毛も日焼けするの？
直ぐに、日焼け止めクリームを用意して！

3月27日(月)
お兄ちゃんの部屋から、裏山の桜が見える。
この桜は、長い年月の間、ひっそりと、桜であり続けるためだけに精一杯咲いて来た。
僕ら家族は、毎春、この桜のひたむきさを見守っているんだよ。

狸さんたちの住処もあるという、この裏山を探検してみたいけれど、他所の人の土地だから行かれないの。
自由に探検している猫さんたちが、とても羨ましいよ。

僕は、いつも、お母さんがパソコンに向かっているのを眺めながら、 ベッドやソファでウトウトしているの。
お母さんが大きな声で独り言を言ったり、歌ったりしても、寝ているよ。
でも、お母さんが立ち動いたりすると、何かなぁって聞き耳を立てることにしてるの。
だって、オヤツを食べるかもしれないでしょ？
最近、ダイエットだからって、僕へのオヤツが少なくなったんだよ。
「これから1kgは減らさないとね」・・母談。
(。＞0＜。)ビェェン

3月29日(水)
高校の桜が、今年も美しく咲いていたよ。

怖いのを我慢して、すっくと立って記念撮影をしたの。

でも、本当の気持ちが、シッポに表れちゃったぁ。ヾ(´▽｀;)ゝウヘヘ

神社の椿が、絨毯のように美しく散っていたの。

またまた、記念撮影をしたよ。

3月31日(金)
「♪梅は、咲いたか。桜は、まだかいな」
お母さんが歌っている。

窓から見える桜も、とても綺麗に咲いているのに、まだかいなって？

何だか楽しそうなの。

4月1日(土)
いつもの公園は、このところ、平日さえも、学生さんたちのお花見で賑わっているらしいよ。
今日は、お天気に恵まれたし、桜も満開だから、学生さんたちだけでなく、家族連れ、カップル、会社関係の人々など、 色々なグループによるお花見がありそうだね。
ひょっとして、
お父さんたちの話題も、午後のお花見のことなの？

ねぇ、ねぇ、チョコちゃん。

春って、心が浮き立つねぇ。

空も青いし、土の匂いも春だよね。

「堂々として！」とか、「こっち向いて！」とか、注文が多いの。

これが精一杯なんだってばぁ。

ほら、見てご覧よ。 向こうから人がやって来るよ。

お母さんの方を向いちゃったら、敵に後ろを見せることになるでしょ？

敵じゃない？

(-＿＿＿＿＿＿＿＿-;) ウッ・・・。

それにしてもだよ。(^▽^;)

今日は、やたら、あちこちで記念撮影してない？

「春の美しさとマックスの可愛さが絶妙だから」…母談。

そういうことなら、協力します。(￣▽￣) ニヤ

近所の高校の桜と生け垣が、眩しいくらいに輝いているよ。

---豆知識---
-若葉が赤い理由-
生け垣は、ベニカナメモチ（紅要黐）、別名アカメモチ（赤芽黐）。
まだ柔らかく、葉緑素も十分形成されていない若葉を紫外線から守るために、アントシアニンという赤い色素がある。
葉緑素が増えるに連れ、赤い色も消える。

一週間前より、ずっと綺麗になった高校の桜。

僕も頑張って背筋を伸ばし、満開のマックスになってみました。

今日は、お父さんが一緒だから怖くないもん。ヽ(´▽｀)/へへっ

---朝の会話---
「今年は、ここに場所取りしてくださったんだね」…父談
「この時季の場所取りは、本当に大変だったでしょうね」…母談
そうだったのか。
だから、昨日のお母さん、機嫌良く歌っていたんだね。
ホントは、「♪お花見まだかいな」って、歌いたかったんでしょ？

(写真の上にマウスを乗せてね。)

---午後のお話---
お花見会場確保のために、今年も、チョコパパさんが頑張ってくださった。
会場に一番乗りしたのもチョコパパさん。
荷物を運び入れる際の、会場の留守番を、チョコママさんがしてくださった。
でも、ママさんには、条件がひとつだけあったの。
それは、下げ札の撤去。
冗談だと知らない周りの人々からの「黒龍會の人よ。( →_→)ジロ!」視線を、ママさんひとりで受け止めるのは・・。
(￣ヘ￣)ウーン、確かに。

今日のお花見会は、僕は留守番。
お兄ちゃんは、友人との先約があって欠席。

---『お花見の宴』…母からの報告---
正午から午後四時半頃まで開かれた。
出席者は、男性12名、女性13名(内、小学生1名)の、合計25名。
青空の下、桜花と笑顔が咲き誇り、笑い声が絶えなかった。
美味しいお料理やお酒が持ち寄られた。
『黒龍會』に合わせて、洒落で日本酒『黒龍』を持参してくれたのは、アレックスパパさん。

お片付けの前に、集合写真を撮影。
その時に席を外していた人や早退した人は、お父さんの合成加工で最前列に座ってもらった。
おうちが近くのしゅうちゃん(ゴールデン)とルークくん(ゴールデン)も記念撮影に参加。
---母からの報告　終わり---

一見しただけでは、最前列の人々が合成とは思えない出来映えになったよ。
僕の顔を、桜の花の一部として合成してもらえば良かったなぁ。(^^)
でも、それだと、心霊写真みたい？
w▼￣□￣;▼!ギャァー

篭に詰められ、可愛くラッピングされた、美味しそうな匂いのお弁当は、バニラママさんからお兄ちゃんへのプレゼント。 「お花見気分を味わってください」と、優しいお言葉まで添えていただいたよ。
「愚息へのお気持ちの有り難さに、思わず涙が出て、ちょっと格好悪かったわ(^^)」…母談。

感激したお兄ちゃんが、夜、バニラママさんへ感謝メールをお送りした。

こんばんは。
Maxの兄です。
お花見セット、ありがとうございました。
お花見気分を味わえただけでなく

おいしい卵焼き
おいしい唐揚げ
おいしいオニギリ（桜色！）
おいしい漬け物（ピリ辛！）
おいしい春巻き
まで味わえ、と〜〜〜〜〜っても幸せでした。
ご馳走様でした。
そして何よりも、犬の集い花見に行けなかった僕の為にという お心遣い、本当にありがとうございました。
今後ともMax及び、Maxの兄（ついででよいのでMaxの父と母）を
お花見に限らず、是非、餌付けて下さい(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ

4月2日(日)
いつもの公園は、昨日も、夜遅くまでお花見をする人たちで賑わっていたらしい。
僕らの保護者たちみたいに、ほとんどの人がゴミの持ち帰りをしているけれど、 あちらこちらに、残飯や空き缶などのゴミが散らかっている。
ゴミは、ちゃんと片付けて欲しい。
せっかく美しく咲いた桜に失礼だよね。(○｀ε´○)プンプン!!

春なんだなぁ。

お父さんとお兄ちゃんが、スタッドレスからノーマルへ、タイヤの交換をしていた。

仕事ぶりを側で見たかったのに、小窓から覗かせてもらえただけだった。

4月8日(土)
広場を駆ける。

ほら見て！

まだ桜が咲いてるよ。

横浜桜の花びらの絨毯。

綺麗だけれど、寂しい気持ちになるよ。

来年、またね。

4月9日(日)
青い空。

草原広場。

桜。

友犬。

4月13日(木)
見て、見て、僕の後ろのたくさんの本。

近々、引っ越すことになっているベスちゃん家で、たくさんの本が処分されることになったの。

その中の軽い読み物に限って、お母さんが、厚かましくいただいて来たってわけ。

「毎晩、寝る前に読む本が、こんなにあって、ホントに幸せ(^^)」…母談

毎晩、オヤツが食べられたら、もっと幸せになれるんだろうなぁ。…僕。

4月16日(日)
明け方の雨のせいで、いつもの公園には、誰も居ない。
でも、せっかく来たから、一走り。

「我が家方面の友犬宅に、お花見の写真を配りながら帰ろう」…両親談

(￣◇￣;)エッー、怖い所を歩くの？
僕、広場以外は、いつもの公園といえども怖いんですけど。…o(;-_-;)oビクビク

辺りを警戒しながら歩いていたら、公園管理棟の近くで、愁くんと愁姉さんに会ったの。
仲間に会えて、僕は嬉しさでシッポブンブン。
愁くんは、活動的なタイプだから、よく動くの。
とは言っても、この写真の撮り方ときたら。 ┐(￣ヘ￣)┌ ヤレヤレ・・・

愁くん。 ヾ(^_^)マタネー

「あら？　ここは、茶太郎くんのお家よ」
お父さんの後を歩いて来たお母さんが、叫んだ。
聞けば、以前に、反対方向から自転車で来たことがあったとのこと。
写真をポストに入れ、50メートルも歩かないうちに、ヒト連れの犬に出会ったの。
ラブちゃんだったよ。
僕らは、『( *・ω・)ノヤァ 　遊びたいね』、シッポフリフリしたよ。
お父さんたちは、「ポストにお入れするつもりでした」って、パパさんに写真をお渡ししたの。

ラブちゃん。 ヾ(^_^)マタネー

それから、角を二つほど曲がったら、仲良しのベスちゃんに会った。
これからお散歩に出掛けるところだったらしく、お家の前に立っていたよ。
いつも可愛がってくれるパパママさんにも、僕はシッポブンブン挨拶をした。
「お花見の写真を、どうぞ」「ありがとう」のやりとりの後、
ママさんが、「緑が綺麗だから、お庭へどうぞ」って、誘ってくださった。

美しい新緑と花々、たくさんの見事な盆栽。
パパママさんの心が行き届いた素晴らしいお庭。
ここまでになるまで、40年の歴史があるんだって。
お引越は、今月26日。
引越先は、いつもの公園の近くだから、これからも会えるって聞いて、安心したよ。
新しいお家も、パパママさんの手にかかれば、きっと直ぐに美しいお庭になること間違いなし。

ベスちゃん。 ヾ(^_^)マタネー

ベスママさんからいただいたアゼリアと桜草。

ベランダが、春らしく輝いたよ。

4月22日(土)
いつもの公園で、鳥が、ワラのような枯れ草を一本くわえて立っていた。
うつむいた鳥が、それをパッと放して、下にあった枯れ草と合わせ、二本まとめてくわえた。
「巣作りかしら？」…母談

くちばしと足が黄色で、顔に白い模様があるところから、ムクドリという名前の鳥じゃないかって、お母さんが言ってた。

お父さんが、パソコンに向かってお仕事していたから、側で寝ていたの。

いつの間にか、お父さんが、僕の傍らに来て寝ていた。

お兄ちゃんのベッドは、きちんとベッドメーキングされていた。

僕は、『お山』を作って、寝易くしたよ。

こんなふうにアートができるのって、すごいと思わない？

「アート(あっと)驚くわよね」…母談

僕は、お母さんの駄洒落に驚いた。(ー。ー)フゥ

4月24日(月)
「これは、マックスの仕業？」…兄談
覚えてないけれど、僕が、ピロケースをハミハミした・・・みたいだね。
ダイエットのせいで、口寂しかったのか。
お留守番で、退屈してたのか。
家族が帰って来たのが嬉しくて、興奮したせいなのか。
(￣ヘ￣)ウーン
単に、心神喪失ってやつかも。

4月26日(水)
お母さんは、桜が大好き。
そんなお母さんへ、お兄ちゃんからのプチプレゼントは、可愛い桜花の模様のスタンプ。
お母さんは、プレゼントの嬉しさとスタンプの可愛さとで、何度も手にしては、眺めているよ。

---もう少し詳しく---
『有限会社こどものかお』のスケジュール浸透印。
全210柄　各￥126（税込)
浸透印とは、インクが内蔵されているためスタンプ台が不要で、それ自体がスタンプになっている。

4月29日(土)
楽しく遊んだ後は、休憩。

遊びも休憩も、仲良しの友犬と一緒なら、尚、楽しいものだよ。

「何だか、マックスに内緒話をしようとして、つま先立ちしているみたい」…母談

(写真の上にマウスを乗せてね。)

ウルトラマンを窓辺へ持って行ったのは、僕なの。
邪魔にならないようにと、お父さんが、端っこに立てかけてくれたんだよ。

4月30日(日)
今朝も、お父さんたちと一緒に、いつもの公園へ。
地面に体を擦り付けたり、走ったり、バトルしたりと楽しんだよ。
今日は、一週間に一回のシャワーデー。
おとなしく抱っこされてお風呂場へ。
シャワーのお湯のせいで、あっという間に鏡が曇った。
すると、そこに、お兄ちゃんからのメッーセージが浮かび上がった。
「♥マックス♥」

久しぶりのドライブ先は、動物病院。
目の前に笑顔のお母さん、横にはお父さんが励ましてくれる中、看護師さんに優しく保体され、 獣医さんに狂犬病の予防注射と検査用採血をしてもらった。
気になる体重は、あんなに頑張ってダイエットして来たのに、適正体重を僅かに超えて、20.11kgだった。
処方されたフィラリアのお薬は、体重20kg以上30kg未満対象用。
お母さんは、僕の体に余分な薬が入るのを心配し、ダイエット続行を約束し、20kgまでの量にしてもらった。
---追　記---
血液検査結果は、良好。
5月15日は、フィラリア薬内服日。ダイエットが上手く行って、適正体重20kgとなっていた。